『ヴァイキングライズ』は広告のイメージ通り?北欧世界の領地経営を本音レビュー
ストラテジーゲーム好きのみんな、こんにちは!さおのゲーム部屋のさおりんです!
今回は『ヴァイキングライズ』を触ってみました。開発元はIGG SINGAPORE PTE. LTD.(『ロードモバイル』と同じ開発元です)。ヴァイキングのリーダーとして、未知の世界「ミッドガルド」で探検や戦闘をしながら領地開拓を進めていく戦略ゲームです。芸人の「バイきんぐ」さんが出演する広告で見かけて気になっていた人も多いのではないでしょうか。グラフィックの魅力から序盤攻略、課金パックの傾向、最新の運営状況までまとめて紹介していきます。
基本情報

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ゲーム名 | ヴァイキングライズ |
| ジャンル | ストラテジーゲーム |
| 対応機種 | iOS / Android |
| 運営会社 | IGG SINGAPORE PTE. LTD. |
| 価格 | 基本プレイ無料(アイテム課金あり) |
事前登録者数は30万人を突破していたとのことで、配信前から期待値の高かったタイトルです。ストアリンクはこの記事内のダウンロードボタンから確認できます。
戦略ゲームとは思えないグラフィックの作り込み

実際にプレイして感じた本作の魅力は、大きく2つあります。ひとつは細部まで作り込まれたグラフィック、もうひとつは自分の領地を育てる楽しさです。広告で見た「バイきんぐ」さんの印象からは想像していなかったほど、腰を据えて作り込まれたタイトルだと感じました。
食料の採集ひとつをとっても非常に丁寧に作られていて、見ているだけでも楽しめます。魚を採集するときは実際に釣りをするモーションが入り、動物を採集するときは弓を打って狩りをするなど、細かい演出がたくさん用意されているのには驚きました。北欧の世界観と相まって、戦略ゲームらしからぬ美しいグラフィックを堪能できます。ただ資源を集めるだけの単調な作業になりがちなジャンルだからこそ、こうした細部への作り込みは長時間プレイのストレスを減らしてくれる、地味に嬉しいポイントでした。
領地経営と占領が作業に感じない理由

最初に作った集落を育てるだけでなく、広大な周辺マップを探索して敵の集落を占領していく流れは、まさにヴァイキングそのものと言える体験でした。占領した集落もそれぞれ育成していく必要があるため、単純な陣取りゲームで終わらず、領地経営そのものが飽きずに楽しめるようになっています。英雄というキャラクター1人1人にスキルがあり、領地に木を植えて装飾するなど、細かいやり込み要素が随所に用意されているのも好印象でした。
占領した集落が増えていくほど自分の勢力が目に見えて広がっていく感覚があり、地図を眺めているだけでも達成感を味わえます。単に敵を倒すだけでなく、占領後にきちんと育成の手間をかける必要があるので、拡大のペースをどうコントロールするかという戦略性も自然と求められる仕組みになっていました。手を広げすぎて管理しきれなくなる、なんてことがないように、一つひとつの集落を丁寧に育てていくのがコツだと感じました。焦らずじっくり広げていく方が、結果的に強固な領地になります。
序盤攻略のポイント

- チャプター7まで進めて設定を解放する:ここまで進むと設定画面が解放され、領地マップも確認できるようになる。Apple・IGG Account・Facebookなどのアカウントと連携すると、通貨代わりになる「ジェム」が500個もらえる
- 橋を直してセシアを助け、英雄を召喚する:チャプター7を進めていくと隣町の橋を直すクエストが登場。見張り台を建設してクリアするとチャプター9へ移行し、「英雄を召喚」というガチャのようなシステムで1体の英雄を入手できる
- 隣町の占領と首領本部のレベルアップ:隣町を占領したり、首領本部をレベル8までレベルアップしたりすることで、さらにストーリーが進んでいく
チャプター単位で明確に「次に何をすればいいか」が示されているので、序盤で迷子になりにくい設計だと感じました。アカウント連携によるジェム500個は見逃しがちなので、プレイを始めたら真っ先に設定画面から連携しておくのがおすすめです。序盤の攻略ステップをひとつずつクリアしていくだけで、自然とゲームの基本システムが理解できる親切な作りになっています。
課金パックの傾向

課金要素としては、1英雄につき1日1回購入できる「デイリーパック」が特におすすめとされていて、英雄の欠片が確定で入手できるうえ、同額の他のパックよりも入手できるジェムが多いのが特徴です。また160円というお手頃価格で優秀な英雄が手に入る「初回購入ギフト」、月額1,600円で専用スキンや行動力+500といった恩恵が受けられるサブスクリプションなど、幅広い課金メニューが用意されています。
特に「混沌の王国(KvK)」のような大規模な国家間イベントの期間中は、戦争ポイントや回復薬が手に入る期間限定パックが登場するため、参加する場合はタイミングを逃さないようにするのがポイントです。もちろんこうしたパックは任意なので、無課金でもストーリーや領地開拓自体はしっかり楽しめる設計になっています。
研究指示パックを購入すると、通常1つずつしか進められない研究キューを2つに増やせるなど、時短系の課金メニューも用意されています。無理に課金する必要はありませんが、「行動力」のように無課金では回復手段が少ない要素については、サブスクリプションでの底上げがかなり効果的だと感じました。まずは無課金で序盤を進めてみて、伸び悩みを感じたタイミングでピンポイントに課金を検討する、という付き合い方がちょうど良さそうです。数ある課金パックの中でも、価格に対するリターンが分かりやすく明示されているのは、良心的な設計だと感じました。何にお金を使っているか把握しやすいのは、ユーザー目線に立った配慮だと思います。
実際に触って感じた面白い点

- コンテンツが豊富で、飽きずに長く遊べる
- 英雄のスキルを活かした戦略性がある
- オンラインで色々なプレイヤーと交流できる
- キャラクターにそれぞれ背景ストーリーがある
サウンドとグラフィックへのこだわりは、プレイすれば誰もが感じる部分だと思います。会話などの音声演出も本格的で、北欧神話の世界観にどっぷり浸りたい人には特に刺さる作りでした。キャラクターの背景ストーリーがきちんと用意されているのも、単なる駒として英雄を消費するのではなく、愛着を持って育成したくなる工夫だと感じました。お気に入りの英雄を見つけて重点的に育てていく楽しみ方は、ストラテジーゲームでありながらキャラゲー的な魅力も兼ね備えていると言えそうです。誰を主力にするか悩む時間も、それはそれで楽しいものでした。じっくり吟味してみてください。
一方で、音声演出の一部が英語のままになっている点は好みが分かれるところです。洋画のような雰囲気として楽しめる人には魅力になりますが、完全に日本語化されたゲームを求めている人にとっては、慣れが必要な部分かもしれません。テキスト自体はしっかり日本語化されているので、ストーリー理解に支障が出ることはありませんでした。
アップデート状況について

『ヴァイキングライズ』は配信からある程度の年数が経過した現在も、新コンテンツの追加やイベント開催が継続しているタイトルです。復帰プレイヤー向けの専用コンテンツや新ランクの英雄が追加されるなど、新規・復帰どちらのプレイヤーにも配慮したアップデートが行われています。国内アイドルグループとのコラボキャンペーンが実施されるなど、日本市場に向けたプロモーションにも力を入れている様子がうかがえ、長期運営タイトルとして安定した人気を維持している印象です。
配信から数年が経過してもなお新規プレイヤー向けの導線がしっかり用意されているのは、長期運営タイトルとして非常に心強いポイントです。復帰プレイヤー向けの専用コンテンツがあることで、一度離れたプレイヤーも戻ってきやすい設計になっており、コミュニティが継続的に賑わっている様子がうかがえました。今から始めても、周囲に置いていかれすぎる心配は少なそうです。気になった今がはじめどきだと思います。
こんな人におすすめ

- グラフィックや世界観にこだわったストラテジーゲームを探している人
- 領地を育てながら敵の集落を占領していく箱庭的な楽しさが好きな人
- 英雄の育成やスキル編成など、じっくり考える戦略性を求めている人
- 北欧神話やヴァイキングの世界観が好きな人
- 『ロードモバイル』のようなIGG系ストラテジーが好きで、別の世界観も試したい人
一方で、腰を据えてじっくり遊ぶタイプのストラテジーゲームなので、サクッと短時間で遊びたい人にはやや不向きかもしれません。じっくり領地を育てる時間そのものを楽しめるかどうかが、本作との相性の分かれ目になりそうです。
また、他プレイヤーとの領地の奪い合いが発生するジャンルでもあるため、対人要素にストレスを感じやすい人は、ソロプレイ寄りの箱庭ゲームを求めている場合とは少し勝手が違う点も覚えておくとよいでしょう。とはいえ序盤は理不尽に攻め込まれるような場面は少なく、じっくり基盤を整える時間もしっかり用意されていました。同盟(ギルド)に加入すれば守ってもらえる場面も多いので、対人要素が不安な人はまず信頼できる同盟を探すところから始めるとよさそうです。良い同盟に恵まれれば、対人要素も含めて安心して楽しめるはずです。仲間探しも含めて、ぜひ楽しんでみてください。
ロードモバイルとの共通点・違い

同じIGG開発ということもあり、資源生産・拠点建設・研究・部隊編成といった基本的なゲームサイクルは『ロードモバイル』と共通しています。一方で『ヴァイキングライズ』は北欧神話をテーマにした世界観と、食料採集時の釣りや狩りといった細かいモーション演出に力を入れているのが大きな違いです。ストラテジーゲームとしての骨格は手堅くまとまりつつ、ビジュアル面でしっかり差別化されている印象を受けました。IGGのストラテジーゲームを既に遊んだことがある人でも、世界観の違いだけで新鮮に楽しめると思います。
『ロードモバイル』が中世ファンタジー寄りの世界観だったのに対し、『ヴァイキングライズ』は北欧神話という一貫したテーマで統一されているぶん、世界観への没入感はより強く感じられました。テーマが一貫している分、演出や音楽にも統一感があり、世界に浸りやすい作りになっています。同じ開発元の作品を比較しながら遊ぶのも、ストラテジーゲーム好きにとっては面白い楽しみ方だと思います。
実際の評判・レビューの傾向

ユーザーレビューを見ていると、グラフィックの美しさやサウンド面のこだわりを評価する声が多く見られます。一方で、ボイスや一部演出が英語のままになっている点について触れる声もあり、洋ゲーらしい雰囲気を楽しめるかどうかで評価が分かれる部分もあるようです。序盤の攻略情報を扱う攻略Wikiやコミュニティサイトも充実しているため、進め方に迷ったときは外部の情報を頼れる環境が整っています。
攻略Wikiでは最強英雄ランキングやおすすめパーティ編成、日課としてやるべきことなど、実践的な情報が細かくまとめられています。ゲーム内の情報だけでは判断しづらい育成方針も、こうした外部情報を参考にすればスムーズに固めていけそうです。行き詰まったときに頼れる情報源が豊富にあるのは、長く続けるうえでの安心材料になります。
さおの総括

『ヴァイキングライズ』は、広告のインパクトだけでなく、実際に触ってみても細部までこだわったグラフィックと、飽きさせない領地経営の面白さがしっかり詰まった戦略ゲームでした。『ロードモバイル』を手がけたIGGらしい安定したゲーム作りは、ストラテジーゲーム好きなら一度は触っておいて損はないと思います。広告のインパクトだけで判断せず、実際に領地を育ててみることで見えてくる魅力がしっかりある作品でした。
気になっていた人は、この機会にぜひダウンロードしてみてくださいね!広告のイメージだけで終わらせるのはもったいない一本だと思います。
